高速道路料金、見直しへ

その他 （2010/04/10）

4月9日、国交省は新たな高速道路の上限料金制度について見解を発表した。
新料金制度の導入は本年6月を予定している。
まず、昨年3月以降導入されていた土、日祝日を対象としたいわゆる「上限1000円」割引や、
時間帯によって設定されていた割引は、上限料金制度へと変更。
曜日を問わず、乗用車は上限1000円、普通車は2000円、中･大型車が5000円となる。
これまでの割引対象はETC搭載車に限られていたが、新たな制度では搭載の有無を問わない。
一方、首都高速および阪神高速では定額料金制を撤廃。下限と上限の料金が設定され、距離制に。
料金は普通車で500円から900円が課金され、大型車はその倍額になる。
また、料金支払いのシステム上、ETC非搭載の車両においては、上限額が徴収されるが、実施は年末以降となる見通し。
さらに、新たにエコカー割引の導入が発表されたが、これは普通車のエコカー免税対象車のうち、
燃費が軽自動車と同程度（燃費値が20km/L以上）の車両において、料金が軽自動車と同額の1000円になるというもの。
こちらは事前登録制となるが、今後はハイブリッド車などのエコカーの需要が高まりそうだ。