ジュネーブモーターショー、3月1日に開幕

その他 （2011/02/21）

3月1日、スイス・ジュネーブにおいて第81回ジュネーブモーターショー（一般公開は3～13日）が開幕する。
ハイブリッド車はもとより、EV車も含め、次世代の自動車を垣間見ることができるイベントとなりそうだ。
2月21日現在、報道発表されている出展予定のおもな日本車は以下のとおり。


■トヨタ
・開発中の小型スポーツコンセプトカー「FT-86㈼」
2009年、東京モーターショーで初披露され、現在、富士重工業と共同開発が進む小型スポーツコンセプト「FT-86 ㈼」。
同社の次世代スポーツカーの方向性を示すといわれている。エンジンは水平対向のFR車の技術コンセプトを公開する予定。

・ハイブリッド車「Prius+」
ハイブリッド車プリウスの3列シートモデルとして、「Prius+」を出展。欧州初となる7人のりハイブリッドカーとなる。

・ハイブリッド車「Yaris HSD hybrid concept」
Yaris（ヤリス）の日本名はヴィッツ。今後、欧州で最も大きいBセグメント（スーパーコンパクト）市場に投入するハイブリッド車となる予定だ。


■日産
・上級ブランドインフィニティのコンセプトカー「ETHEREA（エセレア）」
若い世代に向けた新たなラグジュアリーカーで、セダンのような快適空間とハッチバックの持つ合理性などを融合させている。

・電気自動車のコンセプトカー「ESFLOW（エスフロー）」
電気自動車のスポーツカーをコンセプトとしたのが、エスフロー。走る喜びと、ゼロ・エミッションモビリティの両立を表現している。
2人乗りのFR車両で、日産リーフに搭載されている高性能モーターを2基、ミッドシップに搭載。
左右後輪を独立駆動制御することで、優れた旋回性能とエネルギー回生性能が得られる。

・「TOWNPOD（タウンポッド）」
ゼロ・エミッションモビリティのひとつ。乗用車と商用車のカテゴリーを越えるコンセプトカー。
昨年10月、パリモーターショーで初出展された。


■三菱
・小型乗用車のコンセプトカー「Global Small」
小型乗用車のコンセプトカーを出展。大人5人乗りの車両は、来年3月に同社のタイ工場での生産が開始される。
1.0～1.2リットルエンジンを搭載し、新世代CVT（無段変速機）を組み合わせる。


■スズキ
・スイフトの高性能モデル「Swift S-CONCEPT」

スズキの代名詞でもある小型車スイフトをベースとし、さらにスポーティでスタイリッシュなデザインを施した高性能モデルをコンセプトカーとして出展。
この他、スプラッシュの新たなグレード車「SZ」の展示も行う。