F1第17戦インドGPの勝者は、Ｓ・ベッテル！

モータースポーツ情報 （2012/10/29）

10月27-28日、インドのブッダ・インターナショナル・サーキットで開催されたF1第17戦インドGP。
予選ポールポジションからスタートを切ったレッドブルのセバスチャン・ベッテルが文句なしのポール・トゥ・ウィンを達成。今シーズンの王者獲得にまた一歩近づいた。

土曜日の予選で自身今季5度目のポールポジションを獲得したベッテル。タイムアタックでは、タイトル争いも含め、
ベッテルとフェラーリのフェルナンド・アロンソの最速争いに注目が集まった。
その中で安定したタイムを刻み続けたベッテルが落ち着いたアタックを見せて、最速ラップをマーク。アロンソは5番手に沈んだ。

迎えた決勝。タイトル獲得の争いで厳しい立場におかれたアロンソが、まずスタートでポジションアップに成功。3番手から猛追を開始する。
一方、ポールスタートのベッテルも抜かりない。ハイペースで周回し、後続を引き離しにかかった。
結局レースはベッテルの独壇場。今シーズン5勝目をあげて、チャンピオン争いをより優位なものとした。
2位に続いたのはアロンソ。3位は予選2番手のウェーバー（レッドブル）だった。

一方、予選17番手からと厳しいスタートに甘んじたザウバーの小林可夢偉。見せ場なく14位でレースを終えている。

なお、チャンピオンタイトルを巡る争いは、トップを守るベッテルに対し、追うアロンソとの差は13ポイント。残り3戦、ますます白熱した戦いが展開されそうだ。

■F1第17戦インドGP 決勝結果
１．No.01 S.ベッテル（レッドブル ） 60L
２．No.05 F.アロンソ（フェラーリ）+9.4
３．No.02 M.ウエーバー（レッドブル）+13.2
４．No.04 L.ハミルトン（マクラーレン）+13.9
５．No.03 J.バトン（マクラーレン）+26.2
６．No.06 F.マッサ（フェラーリ）+44.6

14．No,14 小林可夢偉（ザウバー）+86.4