横浜ゴム　仙台物流センターを建設

その他 （2013/08/15）

横浜ゴム株式会社は、今年12月の稼働を目指し、仙台市若林区に仙台物流センターの建設を進めていると発表した。

約8,000m2の敷地に2階建倉庫を建設。タイヤのほか、ホース、ベルトなどのMB製品を取り扱う総合倉庫として活用予定。また、新物流センター完成時には、ヨコハマタイヤジャパン（YTJ）東北営業本部、YTJ宮城カンパニー本社／仙台中央営業所、横浜ゴムMBジャパン東北カンパニー本社、ヨコハマ建機タイヤサービス東日本支店、浜ゴム物流東北支店の各事務所も新拠点に移転する計画となっている。

宮城県にある横浜ゴムグループ会社の施設は、2011年3月の東日本大震災によって、横浜ゴムの東北地域のタイヤ物流拠点である仙台配送センター（多賀城市）が浸水、県内タイヤ物流拠点であるYTJ宮城カンパニーの扇町物流センター（仙台市若林区）が倒壊するなどの被害を受けた。その後は、仙台配送センターの機能を回転させ臨時対応を行なってきた。新物流センターは、こうした状態を抜本的に解決する目的で建設される。

同社では「利便性の高い仙台市内にタイヤ物流拠点を統合し、また、タイヤ以外の商品も新拠点に集約する事で、横浜ゴムグループ全体の物流業務の効率化とコスト削減を進めていく」と、語っている。