F1第16戦アメリカGP、ハミルトンが勝利、チャンピオンに！

モータースポーツ情報 （2015/10/26）

アメリカ大陸へと移動したF1GP。第16戦の舞台はアメリカ。テキサス周オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズにお

いてアメリカGPが開催された。
予選日はハリケーンの到来という悪天候に見舞われ、前日の金曜日から走行が満足に行われない状態が続いていた。
コース外の水没地帯から雨水が溢れるなど、コンディションの確保が難しくなる。午後4時までに回復のみ込みがない場合

、
日曜日の朝9時からの予選に延期する、というアナウンスが出されたが、結局天候回復には至らず、日曜日への持ち越し

となった。
迎えた日曜朝も雨となり、Q1-Q2と駒を進めたが、Q2終盤から天候が悪化。これによりQ3が中止となり、Q2でトップタイム

をマークしていたメルセデスのニコ・ロズベルグにポールポジションの座が転がり込んだ。
ロズベルグにとって、今季4回目のポールポジションとなる。
一方、マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが11番手、ジェンソン・バトンが14番手だった。

・F1第16戦 アメリカGP
予選結果（TOP6）

１．No. 6 N.ロズベルグ（メルセデス）1'56.824
２．No.44 L.ハミルトン（メルセデス）1'56.929
３．No. 3 D.リカルド（レッドブル）1'57.969
４．No.26 D.クビアト（レッドブル）1'58.434
５．No. 5 S.ベッテル（フェラーリ）1'58.596
６．No.11 S.ペレス（フォースインディア）

11. No.22 J.バトン（マクラーレン）2'00.265
14. No.14 F.アロンソ（マクラーレン）2'01.193


迎えた決勝。幸い、午後に入って雨が上がり、ウェットコンディションながらレースがスタートを切った。予選2番手のハミル

トンが僚友のロズベルグを牽制、うまくかわしてトップを奪取する。途中からコンディションも快方に向かい、ピットストップ時

には、ドライタイヤを装着することになった。
レースは途中、まだ濡れたままの人工芝に足元をすくわれた車両がクラッシュ、セーフティカーランとなる場面もあったが、

この時点でのトップ、ロズベルグがレース終盤に痛恨のコースアウト。2番手に順位を下げ、代わってハミルトンがトップへ

と再浮上した。
このままトップで逃げ切ったハミルトンは今季10勝目を達成、併せてシリーズタイトルをも手にした。
一方、マクラーレン・ホンダはバトンが7位でフィニッシュ。だが6位でチェッカーを受けたドライバーがレース後に5秒加算の

ペナルティを受けていたことから、6位の結果を手にすることに。また、アロンソは11位でフィニッシュしている。

・F1第16戦 アメリカGP
決勝結果（TOP6）

１．No.44 L.ハミルトン（メルセデス）56Laps
２．No. 6 N.ロズベルグ（メルセデス）+2.850
３．No. 5 S.ベッテル（フェラーリ）+3.381
４．No.33 M.フェルスタッペン（トロロッソ）+22.359
５．No.11 S.ペレス（フォースインディア）+24.413
６. No.22 J.バトン（マクラーレン）+28.058

11. No.14 F.アロンソ（マクラーレン）+54.816