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スズキ、アルトなどおよそ111万台強にリコール

リコール情報 (2020/11/21)

このほどスズキでは、同社の「アルト」および「ハスラー」などにおけるリコールを国土交通省に届け出たことを明らかにした。
リコール内容は、燃料装置(燃料タンク)と灯火装置(前照灯)に不具合があるというもの。
燃料タンクに不具合が発生すると、燃料タンクが負圧になり変形。その結果、燃料レベルゲージが傾いて燃料計が実際の燃料残量より多く指示する。最終的には燃料残量警告灯が点灯することなく予期せぬ燃料切れとなり、エンストするおそれがあるという。
改善措置としては、燃料蒸発ガスホースと通気配管を対策品に交換するとしている。
現時点では58件の届け出があったものの、事故は発生していないとのこと。
対象車は2014年12月2日~2019年4月4日に製作された「アルト」「アルト ラパン」「ワゴンR」「スペーシア」とマツダの「キャロル」「フレア」「フレア ワゴン」で、計76万9032台となる。
一方、前照灯のリコールはヘッドランプが点灯できなくなるおそれがあるもので、ヘッドランプソケットを良品に交換するとともに、HIDバルブを新品に交換するとしている。
現時点で406件の不具合が出ているものの、事故は発生していない。
対象車は2013年12月13日~2018年8月30日に製作された「ハスラー」「アルト ラパン」、マツダの「フレアクロスオーバー」の計34万3877台としている。



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