エンジンをかけ、走行までしばらくの時間エンジンを暖める作業のこと。エンジン寿命を縮めないように、という考えがある反面、二酸化炭素を撒き散らしているのも事実。近年の自動車では開発が進み、エンジン始動直後の運転でも何ら問題はない。エンジン始動後には内部にオイルが行き渡るまでの時間はせいぜい10秒とも言われる。しかしながら、心臓部のエンジンはおよそ9割が金属で作られているもの。いきなりアクセルを踏み込んで高速走行、ということは避けたい。水温計が安定するくらいの時間は、穏やかな運転を心がけるのが、何より車にも環境にもやさしい処置だといえる。
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